評価:5(好みとしては、6ぐらい)
その日を摘め。
ゲーマーズゲームやパーティーゲームを分けるうえで、要素としてあがるのが運の要素。
いわゆる運ゲーというやつである。
ゲームにおいて、不確定要素としてダイスやカードがあるが、ダイス運については見てすぐ強弱がわかるため
プレイヤー個人の運の良さを感じて好みではない。
フェルトでいうと、ボラボラやマーリンよりもブルージュやマカオの方が好みです。
※ちなみにカード運は、たいてい秘密情報として管理させるので、あまり気にならないメカニズムが多い。
このゲームは、運の要素が強いながらも、その運の中でできうることをやれ!という氏のメッセージが込められている。(と思う)
もちろんタイル構成を知っている方が多少は有利ながらも、結局タイル配置運で、そのラウンドでとれる最適行動は、ほぼ決まる。
目標達成できそうなものは、どれか?高得点を狙えるのか?マイナスを回避するラウンドなのか?
そんな中、はじまる足のひっぱりあい。。。これが、楽しいのである。
どのタイルもいらない。。。けど、あの人欲しいよね?じゃあ、それを取ろう。
目標達成できない・・・どーせマイナスなら、あの人が達成できる高得点をつぶそう。
パンだ。金よりパンを集めるのだ!
池がー、煙突がー、庭が閉じれない。。。
目標カードから、タイル配置、個人ボード、初期ワーカー位置。
これらの運とランダマイザの中、熾烈なタイルの奪い合いと足のひっぱりあい。
とにかく、そのゲーム(ランダマイズとして同じ展開は、2度とないと思っていいでしょう)を楽しんでください。
カルペ・ディエム(その日を摘め)最高のネーミングとゲームシステムです。