SNSアカウントで無料登録/ログイン
Eメールでログイン
「参考画像」は会員が当サイトのデータベースにアップロードした画像です。
<本作品は委託を受けて販売している委託品です。>
あなたはチューリップ市場への投棄で儲けるだけでなく、貴重な球根を売りつけるべき裕福な収集家も探していました。
ほんの短い期間で、高値が別の色のチューリップに移ってしまうこともあります。ほぼ全財産を注ぎこんで買った球根が、翌週には無価値になるか、あるいはその季節の間ずっと値上がりを続けて購入価格の何倍にもなるかもしれないのです。けれど忘れないで。原石ともいえる手元のチューリップのもたらす富は、実際に手放すまでは、単なる幻想にすぎないのですから。
あなたはこのチューリップ狂時代の哀れな犠牲者となってしまうのでしょうか? それともバブル崩壊後もポケットにしこたまギルダーを貯めこんで生き残ることができるのでしょうか?
中世オランダを舞台にした競りゲーです。最も希少な黒いチューリップの購入を目指して頑張りましょう。
プレイヤーは最初に20ギルダーのコインを受け取り、場のチューリップとその相場を見ながらチューリップの売買を行います。希少価値の低い(場に多くある)チューリップほど相場が下がり、その逆も然り。安く買って高く売る。品種や色を揃えてマニアに売りつけ更にボーナスを貰う。借金をしてでも空買いを行っておく。様々な駆け引きを楽しめます。
しかし気をつけなければならないのは相場変動カード。特定の色のチューリップが高騰したり、最も価値の高い色のチューリップが暴落したり。終盤ではバブル崩壊さえもあり得ます。
誰かが黒いチューリップを購入する(120ギルダー分のコインを集める)か、バブルが崩壊したらゲーム終了です。
薄利多売でこつこつ稼ぐ? 大口の取引で一攫千金? バブル期の熱狂と商売人の苦悩を楽しむことのできる良いゲームです。
株(球根)を売買するゲーム。
中世オランダで、チューリップの球根が高騰し、突如価格崩壊したのは史実だそうだ。
安く買って高く売るという競りゲームの渋いプレイ感のはずなのだが、
数回プレイしたところ、漏れなく高騰し弾けるバブルに、ワイワイと楽しむことが出来た。
序盤・中盤の「どうせ価格は上がる」という楽観から気が大きくなって価格を跳ね上げ、
ゲーム終盤で「そろそろゴミになる」という不安の浸透から突如バブルが崩壊する。
まさに「チューリップ・バブル」の追体験で、図らずも経済の勉強になってしまった。
重要なのは「固執しない」というところだと思います。
「相場変動カード」によって手札の価値が乱高下するので
「今売ったら、買った時より5金も安い」なんてことがあっても
次のカードを買うために積極的に売り逃げたり
「マニアに高く買ってもらう」と思って手札をためていても
先に他のプレイヤーに取られるリスクや、そこまでの手数を考えたら結果的に「売り場」で売っていた方がよかったなんてこともあります。
そして「借金するときは返せる見込みを持ったうえで無駄な借金はしない」ことをおススメします(;''∀'')
ルールブックを読むと一見考慮しなければいけない条件が複数あり複雑なルールに思えますが、1度試しにやってみてわかったのは、競りの基本「安く買い、高く売る」の実践を目指した行動をすれば良い、という明快なルールだということでした。
場に出ているチューリップの枚数を希少価値として相場変動に影響を与えているあたり、交易王など競りボドゲが好きな私には、ワクワクする楽しいボドゲでした。
「安く買い、高く売る」が重要なのに加え、「条件が揃えばチューリップマニアに更に高く売れる」というルールを実践するタイミングの見極めが重要だと思います。私の場合最初からマニアに売ることに固執しすぎてしまい、相場よりかなり高額で球根を買ってしまって借金返済が難しくなってしまいました。