村の人生マツジョンさんのルール/インスト

ワカプレならぬ、ワーカー出稼ぎゲーム。人は生まれ、死に、また生まれて、一族としての歴史を刻んでいく。どんなゲームか知りたい人むけ、ざっくりルール説明です。

出典：Pegasus Spiele/ Eggertspeile, "Village", English Rule Book (2011)

１）テーマ

・年代：不明（中世～近代？）
・場所：とある村
・プレイヤーの立場：村で暮らす一族
・目的：一族の名声を高めること。
・行うこと：
　・議員になり、村政に参加する。
　・教会で神に尽くす。
　・収穫をする。
　・未知の土地に旅に出る。
　・寿命をまっとうし、次代につなぐ。

２）ルール

○基本システム

・アクション選択（選択肢の早取り）
・トラック進行（物品・勝利点の獲得）

○大まかな手順

１）ラウンド式。終了条件の満了まで続ける。

２）開始プレイヤーから、時計回りに手番をとる。

３）手番では、以下を行う。
　①共通ボードのキューブ１個を選んで取る。
　②キューブの場所のアクションを実行できる。
　③指示があれば、個人ボードの時間コマを進める。
　④時間コマが１周したら、人コマ１個を墓に移す。

４）キューブが尽きたらラウンド終了。
　①ミサ袋から人コマを引き、教会に置く。
　②プレイ順に、教会トラックを進める。
　③教会の人コマ数が多い人はボーナス点。
　④開始プレイヤーを更新する。
　⑤共通ボードのキューブを補充する。
　⑥次ラウンドに進む。

５）墓または無名墓のマスが埋まったら、ゲーム終了。
　・残りプレイヤーは１手番ずつとる。

○勝敗

・勝利点が高い人が勝ち。得点源には、以下がある。
　１）ゲーム中：ミサ、各種ボーナス
　２）終了時　：各場所の人コマ数、得点タイル、コイン

○アクション

★印は、人コマを対応する場所に残す必要がある。

ａ）小麦：小麦を得る。★
ｂ）家族：人コマを増やす／手元に戻す。
ｃ）生産：物品を得る。★
ｄ）市場：勝利点タイルを得る。
ｅ）冒険：地図を移動し物品を得る。★
ｆ）議会：物品獲得。開始プレイヤーほか。★
ｇ）教会：ミサ袋に人コマを移す。★
ｈ）井戸：追加コストで別アクションを実行。

○特徴的な要素

・個人ボードには時間トラックがある。
　・所定アクションにより、トラックが進む。
　・トラック１周したら、人コマ１個を墓に移す。
　・数字が小さい人コマから、墓に移す。
　・墓の場所は、人コマの最後の場所で決まる。
　・墓がいっぱいのときは、無名墓に移す。
　・無名墓の人コマは、終了時得点にならない。

・アクションによっては、その場所に人コマが必要。
　・人コマがなければ、個人ボードから移動する。
　・人コマがすでにあれば、そのままアクション可能。

・資源には、以下がある。
　・キューブ：４色
　・商品：巻物、馬、牛、すき、荷車
　・小麦
　・コイン
　・時間：時間トラックを進めることで消費