マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能投稿した記事が読まれるたびに、通販でお得に商品を購入できるボドクーポンをGET! ハードル低めです。
コミュニティ機能専用掲示板・ボードゲームリストの合体機能が便利!公開コミュニティ、秘密のコミュニティ、設定も豊富。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。
  • 2人~4人
  • 60分前後
  • 8歳~
  • 2007年~

テーベ / テーベの東マツジョンさんのレビュー

79名 が参考
0名 がナイス
15日前

買うべきかどうか、実際に遊ばずに机上検討するシリーズ! 最初から半分はハズレ! あからさまな「くじ引き」要素が魅力的な考古学ゲーム。さあ、買うべきか、買わざるべきか?


★前提条件

・遊ぶ相手は、家族(妻、娘10歳、長男7歳、次男4歳)。
・長い期間、繰り返し遊びたい。
・我が家は、お金がない。本当に買う必要があるかどうか、厳選したい。


★ゲーム内容の確認

 以下項目について、確認を行います。

1)基本情報:プレイ人数、プレイ時間など
2)テーマ:世界観、ゲームのあらまし
3)外観:絵柄、コンポーネントなど
4)ルール:手順概要、特徴的な要素など
5)遊びやすさ:言語依存、リプレイ性など
6)入手性:価格、在庫状況など
20210718zt01.jpg

1)基本情報

・タイトル:テーベ/テーベの東
・作者: Peter Prinz
・原題:Thebes / Jenseits von Theben
・発売年:2007年
・出版社(一例):Queen Games [1]
・プレイ人数:2~4人
・プレイ時間:60分
・推奨年齢:8歳以上

[1]Queen Games: Thebes
https://new.queen-games.com/en/thebes/


2)テーマ

・年代:1901年~1903年
・場所:ヨーロッパおよび周辺の歴史的遺跡
・プレイヤーの立場:考古学者
・目的:遺跡で歴史的発見をして、名声を高めること。
・行うこと:
 ・ヨーロッパの都市で知識を学び、仲間を集める。
 ・遺跡を発掘して、出土品を見つける。
 ・出土品を展示したり、学会で発表する。


3)外観

・絵柄:昭和の学研の図鑑のような絵柄。
・コンポーネント:
 ・ボード:ゲームボード1枚、回転式の時計盤4個
 ・カード:知識カードなど 約100枚
 ・紙製チップ:出土品など 約150個
 ・木製コマ:考古学者、マーカー 9個
 ・その他:袋 5個
・サイズ感:箱30cm×30cm(英語版)、ボード=A3サイズ程度?(推定)

4)ルール

 以下、英語語版マニュアル(Queen Games、2007年版)を参照した情報。

○大まかな手順

1.プレイ順は、時間トラックで決まる。最後尾の人が、手番を取る。
2.手番の人が、以下を順に行う。
 1)考古学者を移動する。移動距離に応じて、時間トラックを進める。
 2)アクションを行う。内容に基づいて、時間トラックを進める。
3.時間トラックを見て、次の手番の人が手番を取る。
4.全員が時間トラックを、所定数だけ周回したら、ゲーム終了。

○勝敗

・ゲーム終了後、以下の要素から点数を計算する。
 1)出土品に記載された点数。
 2)展覧会カードに記載された点数。
 3)学会カードの枚数で決まる点数。
 4)知識の所有状況。場所ごとに、いちばん多い人に得点。
・もっとも点数が高い人が勝ち。

○アクション

a)研究:売場から、新しいカードを得る。
b)交換:売場のカードを新しいものに交換する。
c)発掘:袋から発掘チップを引く。
d)展示:集めた出土品を用いて、展覧会を開く。

○特徴的な要素

・行動をするたびに、必要数(単位:週)だけ時間トラックを進める。
 ・全員が時間トラックを所定回数だけ周回したら終了。
 ・周回数は、プレイ人数に応じ、2~3周=2~3年。
・発掘は、発掘チップを袋から引く。
 ・チップは、当初、宝15個、ゴミ16個。
 ・引いた宝は取れるが、ゴミは袋に戻す。
 ・宝が取られるとゴミ比率が増え、宝が引きにくくなる。
・発掘チップを引ける数は、知識量で決まる。
 ・知識は、都市でカードを集めることで増やす。
 ・知識量が多いほど、短い時間で多くのチップを引ける。
 ・チップ数と所要時間の関係は、時計盤を回して確認する。
・所定の出土品を集めると、展示会を開ける。終了時得点。


5)遊びやすさ

・言語依存:
 ・カード取得時、文字表記された地名の照合が必要。
 ・地名以外は、文字記載を使用しない。

・プレイ人数依存:
 ・プレイ人数により、終了までの周回数が異なる。

・リプレイ性:
 ・使用物品変化:毎回、同じ物品を使う。
 ・ランダム要素:
  ・発掘チップの引きは、ランダム。
  ・カードの登場順はランダム。


6)入手性

・日本語版:
 ・日本語版はアークライトから出版されている。定価5400円(2013年時点)。
 ・現在、日本語版は絶版に見える。アマゾンはプレミアム価格。約9000円。

・英語版:
 ・国内サイトはアマゾン。並行輸入品、約1万円。
 ・海外Amazon.comで入手性良好。約49ドル+送料17ドル。

※2021/7現在の状況。


★考察:「テーベの東」の魅力と懸念点

 インディージョーンズ的な遺跡探検ゲームは数多くあります。しかし本ゲームは、より現実的な考古学的な研究がテーマになっています。袋から宝を引く「くじ引き」要素が、子供たち(娘10歳、長男7歳、次男4歳)に、大いに楽しめそうだと感じました。

◎魅力を感じた点

  • 袋から宝を引く、あからさまな「くじ引き」要素! 半分以上が「ゴミ」で、宝は減ってもゴミは減らない。運だめし的でもあり、子供が喜びそうだ。
  • 時計盤。自分の知識の数字に合わせて、所要時間と引けるチップ数を確認するのは、実際に発掘計画を立てている気にさせてくれそう。
  • 行動ごとに、時間を消費していくシステム。他プレイヤーの消費具合をにらみつつ、計画を考えるのが楽しそうだ。
  • 手元に蓄積していく知識カード。後半に進むにしたがい、能力の成長を実感できそう。
  • 遺跡発掘というテーマ。お宝を求めて各地をめぐるというのは、ワクワクする。

◎懸念点

  • 選択肢の少ない、同じ作業の繰り返し(カードを取るか、発掘するか)。後半に進むにしたがい、ダレていくかもしれない。
  • 発掘は、だんだんハズレの比率が増えていく。一度差がついてしまうと、リカバーしにくいのでは。 状況によっては、「もう引いてもムダ」的なムードになってしまうかもしれない。
  • 日本語版の入手性が悪い。プレミアム価格(約1万円)になっている。
  • 言語依存。カード取得のためには、カード記載と同じ場所に移動が必要。英語版では英語表記のため、子供たちは照合に困難があるかもしれない。
  • 説明書。出土品チップは、出土品チップは、実在する歴史的発見物の絵柄になっていて、その概要が付属説明書に書かれている。しかし、英語版では記載が英語のため、そのままでは楽しめそうにない。


★判定結果:「テーベの東」は買うべきか?

 以上を踏まえて、「テーベの東」を買うべきかどうか、判定しました。

 判定結果:今すぐ買う。

※今すぐ買う/ぜひ買いたい/うちには必要ない、の3段階評価。

 あからさまな「くじ引き」要素が考古学のロマンを感じさせる、たいへん魅力的なゲームです。古いゲームで、完全日本語版はプレミアム価格なのがネックです。英語版でも大丈夫そうですが、子供たちの地名の照合に、やや不安がありますが、それでも「すぐ買いたい!」と感じました。おこづかいを貯めなければ。


★詳しいルールは、以下に書きました。(ボードゲーム情報サイト「ボドゲーマ」内)★

この投稿に0名がナイス!しました
ナイス!
マツジョン
マツジョン
シェアする
マイボードゲーム登録者
  • 108興味あり
  • 419経験あり
  • 103お気に入り
  • 300持ってる
プレイ感の評価
運・確率10
戦略・判断力10
交渉・立ち回り0
心理戦・ブラフ1
攻防・戦闘0
アート・外見5
作品データ
タイトルテーベ / テーベの東
原題・英題表記Thebes
参加人数2人~4人(60分前後)
対象年齢8歳から
発売時期2007年~
参考価格未登録
データに関する報告
ログインするとフォームが表示されます

マツジョンさんの投稿

会員の新しい投稿