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  • 2人~4人
  • 30分~60分
  • 8歳~
  • 2008年~

ロスト・シティ:ボードゲームマツジョンさんのレビュー

167名 が参考
2名 がナイス
約1ヶ月前

 写真多めレビュー。カードを出して隊員を進め、遺跡を探検! でも中途半端に進むとマイナス点になるのです。単純に見えて、毎回ジレンマがあり、一手の重みが大きい。思考力と決断力を試されるゲームです。子供たちとも楽しめます!


★ゲーム内容

  1. 基本情報:プレイ人数、プレイ時間など
  2. テーマ:世界観、ゲームのあらまし
  3. 外観:絵柄、コンポーネントなど
  4. ルール:手順概要、特徴的な要素など
  5. 遊びやすさ:言語依存、リプレイ性など
  6. 入手性:価格、在庫状況など


1)基本情報

  • タイトル:ロストシティ・ボードゲーム
  • 作者: Reiner Knizia(ライナー・クニツィア)
  • 原題:Lost Cities: The Board Game
  • 発売年:2008年
  • 出版社(一例):Kosmos Games [1]
  • プレイ人数:2~4人
  • プレイ時間:30~60分
  • 推奨年齢:10歳以上
    [1]Kosmos Games: Lost Cities: The Board Game
    https://www.kosmosgames.co.uk/games/lost-cities-board-game/

※カードゲーム版「ロストシティ」(2人用)とは、別の製品です。

 ボードゲーム業界で著名な、ライナー・クニツィア氏の作です。このゲームの下敷きに「ケルト(Keltis)」というゲームがあるとのこと。また、「ロストシティ」は、ケルトの前にあった、2人用カードゲームの名です。ケルトのルールを元に、ロストシティの世界観でアレンジしたのが、本作「ロストシティ:ボードゲーム」である、という系譜となっています。


2)テーマ

  • 年代:現代。
  • 場所:地球のどこかにある、未知の古代遺跡。
  • プレイヤーの立場:古代遺跡の研究チーム(探検隊)。
  • 目的:古代遺跡を調査し、新たな発見を得ること。
  • 行うこと:
     ・古代遺跡の奥深くに進み、調査を行う。
     ・遺跡に残された物品を発見する。

3)外観

  • 絵柄:最近の海外アニメ風の絵柄。
  • コンポーネント:
     ・ボード:メインボード1枚、個人ボードなし
     ・カード:山札・手札用 約100枚
     ・紙製タイル:遺跡に残された物品など 約30枚
     ・木製コマ:探検隊員コマ 約20個
     ・紙製チップ:勝利点、遺物 約100個
  • サイズ感:箱30cm×30cm、メインボード60cm×60cm程度

4)ルール

 以下、英語版マニュアル(Kosmos、2014年版および2019年版)を参照した情報。

○大まかな手順

  1. ラウンド制。同じルールで3ラウンドを行う。
  2. 8枚の手札を持ってスタート。手番では、以下いずれかを行う。
     a)手札1枚を使って、いずれかの隊員を1マス進める。
      ・プレイヤー1人につき、隊員を5人持っている。
      ・進む道は5つあり、カードの色と同じ道を進める。
      ・2枚目以降の同色カードは、前より数字より大きいものしか出せない。
      ・同じ色の道には、自分の隊員は1人までしか置けない。
     b)手札1枚を捨て札を置き場(色別)に捨てる。
  3. 新しい山、または捨て札のいずれかを選び、手札を1枚補充する。
  4. 時計回りで、順に手番を行う。
  5. 色に関係なく、5人の隊員が所定以上の歩数を進んだら、ラウンド終了。


○勝敗

  • ラウンド終了時、隊員が到達したマスの点数を数え、得点チップをもらう。
  • 3ラウンドの終了後、以下を合計する。いちばん点数の高い人が勝ち。
     1)これまでに得た得点チップ(ゲーム中、ラウンド終了時)。
     2)遺物タイルの総数から換算した得点。

○特徴的な要素

  • 隊員の進むマスの1~3歩目は、マイナス得点!
  • 隊員の進むマスの一部には、ボーナスタイルがある。
  • ボーナスタイルには、即時得点、もう1歩進む、遺物タイル獲得、がある。
  • 遺物タイルは早い者勝ち。
  • 遺物タイルの入手数で決まる最終得点は、リニアでなく階段状に変化。
  • 隊員は2種類ある。1個だけある大きい隊員は、2倍の点数を得る。


5)遊びやすさ

  • 言語依存:物品に文字記載はない(数字のみ)。
  • プレイ人数依存:
     同じ基本ルールで、2~4人用をカバー。
     2人用:所定枚数のカードをランダムに除外して遊ぶ。
  • リプレイ性:
     ・使用物品の変化:毎回、同じ物品の組合せを使用。
     ・ランダム要素:ボーナスタイルの配置、カードの引きはランダム。

6)入手性

  • 日本語版:入手できる通販サイトを確認できず。
  • 英語版:
     ・国内サイトはアマゾン。並行輸入品、約7000円。
     ・海外Amazon.comで入手性良好。約30ドル強+送料15ドル。
    ※2021/6現在の状況。


★実際に遊んでみて:魅力・いまひとつの点

 実際に遊んでみて、魅力を感じた点、いまひとつの点を書きます。子供(10歳・7歳)相手の2~3人プレイで、5回ほど遊んだ結果です。

◎魅力を感じた点

  • シンプルで直感的なルール。子供でも最初から、問題なく遊べる。
  • 捨て札が他人へのアシストになる。相手の状況を見て「あえて捨てない」など、七並べのような戦略が必要になる。悩ましいジレンマを味わえる。
  • 4歩以上進めないとマイナス点になるルール。もう1人隊員を出すべきかが悩ましく、楽しい。
  • ボーナスの矢印タイルは、うまくすると連続で使えて、あちこちの隊員を一斉に動かせる。これができると嬉しい。
  • 3ラウンド終了後、ボーナスになる発見タイルは、数量比例でなく階段状に得点が増す。逆転の望みがあるかも、という気にさせてくれる。

◎今ひとつに感じた点

  • 一手一手が重く、 考える機会が多く、プレイ時間が意外とかかる(20~30分/ラウンド)。当初意図していたような、「サッと手軽に遊ぶ」のは難しそう。
  • 隊員5人が橋を渡ると終わる、その場で終わるルール。「遺跡探検を進める」というテーマから見ると、調査を中途半端に切り上げるようで、ちょっと気持ち悪い。
  • 橋を5人が渡るまで、というルールから、2人プレイだとじっくり遊べるが、3人だと「これから」というところで終わる(4人では未プレイ)。人数によるプレイ感の違いが大きいかもしれない。
  • 橋を5人渡る、の終了条件の視認性が悪い。碁石を5個置いて、渡るごとに取り除く方式にしたら、分かりやすくなった。
  • 国内では入手性が悪く、あまりに高額(7000円)。海外アマゾンなら送料込45ドル(約5000円)。内容物を考えると、高額に思える。

◎感想

  • シンプルなルールで遊ぶハードルが低そう、と思っていたのですが、いやいや。ものすごく頭を使い、濃密な時間を過ごすタイプのゲームでした。3ラウンド遊ぶと、かなりヘトヘトになります。説明書には1ラウンドルールもあるので、そちらのほうが気楽に遊べます(が、子供は3ラウンドやりたいと言う)。
  • 「遺跡の探検」という世界観ですが、中途半端に終了となるシステムもあり、あまり探検している気にはなりません。しかし、コマを動かして成果物(タイル)を取得する手続きは、達成感があり、楽しいです。


★結論:一手の重み! 軽くないゲーム

 以上を踏まえて、「ロストシティ:ボードゲーム」の「買ってよかった度」を判定しました。

 判定結果:期待通り。

※期待以上/期待通り/失敗した、の3段階評価。

 当初想定していた「気軽に遊ぶ」目的は満たせませんが、遊びごたえのあるゲームです。セットアップも比較的簡単(中重量級と比べれば) で、場所もとらない(中重量級と比べれば) ので、それなりの頻度で、繰り返し遊べるのでは、と思っています。

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心理戦・ブラフ2
攻防・戦闘1
アート・外見1
作品データ
タイトルロスト・シティ:ボードゲーム
原題・英題表記Lost Cities: The Board Game
参加人数2人~4人(30分~60分)
対象年齢8歳から
発売時期2008年~
参考価格未登録
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