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  • 2人~4人
  • 60分~120分
  • 12歳~
  • 2016年~

ロレンツォ・イル・マニーフィコマツジョンさんのレビュー

198名
0名
10ヶ月前
0

 サイコロ出目で毎ラウンド変化する制約条件。厳しい罰則におびえつつ最善の行動が求められる、超・禁欲的な貴族ワカプレ。さあ、買うべきか、買わざるべきか?


★ゲーム内容の確認
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1)テーマ

・年代:15世紀、ルネサンス期
・場所:イタリア・フィレンツェ
・プレイヤーの立場:有力な貴族の長
・目的:名声と影響力を高めること。
・行うこと:
 ・武力を高め、領土を広げる。
 ・資材・資金を集め、建物を作る。
 ・優れた仲間を集める。
 ・事業に投資する。
 ・教会との関係を保つ。


2)ルール

 以下、英語語版マニュアル(Cranio Creations、2021年版)を参照した情報。

 詳細な和訳ルールは、以下に書きました(ボードゲーム情報サイト「ボドゲーマ」内)。
https://bodoge.hoobby.net/games/lorenzo-il-magnifico/instructions/29713

○大まかな手順

1)ラウンド制。全6ラウンド。
2)ラウンド開始時のサイコロで、各ワーカーの強さが決まる。
3)プレイ順トラックにしたがい、順に手番をとる。
4)手番では、以下を順に行う。
 i)ワーカー1個をスペースに置く。
 ii)スペースに対応するアクションを実行する。
5)全員がワーカーを置けなくなったら、ラウンド終了。
6)2・4・6ラウンド終了時、教会点が不足するとペナルティ。
7)ラウンド6が終わったら、ゲーム終了。


○勝敗

・勝利点が高い人が勝ち。得点源には、以下がある。
 1)ゲーム中の得点:アクション、教会点など。
 2)終了時得点:所持するカードの点、軍事点、資源など。


○アクション

a)塔:カードを取得する。
b)収穫:自分の領地カードの効果を得る。
c)生産:自分の建物カードの効果を得る。
d)市場:資源を入手する。
e)議会:次ラウンドのプレイ順を決める。


○特徴的な要素

・各自ワーカー4個を持ち、それぞれ強さが異なる。
 ・ラウンド開始時に振るサイコロで、各ワーカーの強さが決まる。
 ・同ラウンドのワーカーの強さは、全員共通。
 ・アクション実行には、スペース記載以上の強さが必要。

・カードは4種類ある。
 ・領地:収穫アクションで、資源獲得など。
 ・建物:生産アクションで、資源交換など。
 ・人物:永続効果を得る。
 ・投資:終了時ボーナス点を得る。

・収穫・生産アクションは、自分の所持カードを起動する。
 ・ワーカーの強さ以下のカードのみ起動できる。
 ・カードは複数を同時に起動できる。

・偶数ラウンド終了時、教会の評価がある。
 ・教会点が不足すると、ペナルティを受ける。
 ・ペナルティは永続効果で、解消はできない。


★考察:「ロレンツォ・イル・マニーフィコ」の魅力と懸念点

◎魅力を感じた点

  • ワーカーの強さ。毎ラウンド振るサイコロで、各ワーカーの強さが変化する。ランダムであるが、全員が同じ強さなので、不公平感がない。毎ラウンド変わるイベントのような、環境変化ととらえられる(「オルレアン」のイベントカードのような)。環境の変化に合わせて、どのような戦略をとるか。毎ラウンド、悩ましい選択を迫られ、詰将棋のような面白みがありそうだ。
  • 領地・建物カード。個人ボードにカードが貯まっていくと、一回のアクションで、多数のカードを起動できる。終盤には、一度にたくさんの資源を入手したり、拡大再生産の喜びを得られそうだ。


◎懸念点

  • ワーカーの強さ。もともと先取り要素のあるワーカープレイスメントの制約に加えて、ワーカーの強さによる配置の制約が加わる。さらに、各ワーカーの強さが毎回変化する。ものすごくキツイ、何重もの制約が加わることになる。このような盤面の繰り返しは、非常にストレスがかかりそうだ。計画を立てようにも、計画どおりにできそうにない。環境変化にいかに的確に対応するかがメインの活動になり、禁欲的なプレイを強いられそう。
  • ペナルティ。教会点を達成しないときの罰則が、永続効果になっている。ワーカーの強さが常時減点になるなど、かなり強いペナルティである。しかも、一度受けると、消すことができない。序盤で出遅れてしまうと、ペナルティでさらに苦しくなり、挽回できないのでは。心の弱い人が集まる我が家では、途中でくじけてしまうかも。
  • プレイ時間。毎ラウンド、ワーカーの強さが変化し、場に出るカードも変わる。そのたびに、作戦を組み直す必要がある。しかも、前プレイヤーが置きたいスペースに置いてしまうと、また考え直しになる。ペナルティが強いので、適当な手は打てない。ものすごい長考になりそうだ。おそらく3~4時間コース。


★判定結果:「ロレンツォ・イル・マニーフィコ」は買うべきか?

 以上を踏まえて、「ロレンツォ・イル・マニーフィコ」を買うべきかどうか、判定しました。

 判定結果:うちには必要ない。

※今すぐ買う/ぜひ買いたい/うちには必要ない、の3段階評価。

ラウンドのたびに変化するワーカーの強い制約、達成できないと永続的なペナルティがあるなど、遊んでいるときのストレスが強すぎに見えます。ストイックなプレイを要求されそうです。忍耐力が欠落している我が家には、とても合いそうにありません。 

★物品、リプレイ性など、さらに詳しいレビューを以下ブログに書いています。

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マツジョン
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