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  • 2人~4人
  • 75分~150分
  • 12歳~
  • 2016年~

グレートウエスタントレイルマツジョンさんのレビュー

209名 が参考
4名 がナイス
約1ヶ月前

写真多めレビュー。牛を連れて西部の道を歩き、都市に出荷してお金を稼ぐ! カウボーイが実在した、アメリカンドリームの時代を体験できるゲームです。


★BGGベスト200から厳選! 牛を連れて歩くゲーム

 ボードゲームの有名サイト「BGG(Board Game Geek;ボードゲームギーク)」のランキング上位200件から、私たち家族に合いそうなゲームを探しました。最終候補に残った3件のひとつが、「グレート・ウエスタン・トレイル」です(ほかは、電力会社とキングドミノ)。

 購入時点で、「完全日本語版」はプレミアム価格(約1万円)だったため、海外通販サイトから、英語版の購入に踏み切りました。
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 英語版ですが、タイルやカードはアイコン表示です。ルールさえ分かれば、英語が読めなくても(日本語すら読めなくても)、まったく問題なく遊べます。当方の作成した以下「整理版詳細ルール」(ボドゲーマ内)があれば、ゲーム中に分からなくなっても、すぐに確認ができます!
https://bodoge.hoobby.net/games/great-western-trail/instructions/26485
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 元箱には仕切りがないので、自分で収納を工夫する必要があります。このへんの扱いには、慣れてきました。写真は、100均のタッパーを使って整理した状態です。これで抜群に、セットアップしやすくなります。

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★ゲーム開始! 牛を連れて荒野を進め!

 購入前にマニュアルを熟読し、かつルールまとめ文書を作成していたので、スムーズにプレイを開始できました。同じく娘10歳も日本語版マニュアルを熟読しています(彼女は、細かいルールまで、本当によく理解します)。

 まずはセットアップから。ゲームボード、プレイヤーボードとも、周囲に多数のタイルやカードを並べるため、想像以上に場所をとります。
20210605zg201.jpg 基本的なルールは、直感的に理解しやすいです。人型のコマをすごろくのように進めて(1~3歩を自由に選んで進む。考え方によってはロンデルとも言える。)、ゴールである「カンザス・シティ」を目指します。ここから大陸横断鉄道で牛を出荷して、お金を得られます。得たお金は、価値の高い牛を買ったり、道中に有用な拠点を作ったり、仕事の役に立つ仲間を雇ったりするのに使います。そうしてさらに牛を出荷して、事業を大きく拡大していくゲーム。
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 牛カードは、道中のアクションにより、少しずつ入れ替えていくことができます。ゴールに着いたときに、カードの合計点が高いほど、収入が多く得られます。ただし、同じ種類のカードは、1回しか数えられないのがミソ。写真の組み合わせは、2+2+1+3=8点です(灰色の1は2枚あるので1回しか数えられない)。あまり急いで進むと牛カードを入れ替える機会がなく、収入を増やしにくいしくみです。しかし時間をかけすぎると、ライバルに先を越されてしまいます!

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 これがプレイヤーボード。中央は「旅の仲間たち(カウボーイ・建築士・工学博士)」を置く場所。周囲のディスクはゲームの進行とともに外されて、新たな能力(道を歩く歩数が進む、持てる牛カード数が増える、標準アクションの種類が増える、など)が解放されます。ボードを成長させていく楽しみがあります。

20210605zg205.jpg プレイヤーボードのディスクを除く方法は複数ありますが、主要なものが「牛の出荷」。ゴールに着くたびに、都市にディスクを置けます。置いた都市によっては、ボーナスや終了時の勝利点を得られます。牛の評価点が高いほど、価値の高い都市を選べます。

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★要素てんこ盛り! 広いスペースを確保して遊ぼう

 単に牛を連れて行く以外にも、いろいろな要素があります。そのひとつが「汽車」で、こちらもすごろくのようなコマがあり、進めていくとさまざまなボーナス(終了時勝利点、即時収入、永続効果など)が得られます。ほかにも、ゲーム終了時に満たすと勝利点になる課題カード、ボーナスをもたらす危険タイルとテントタイル、道中の拠点を増やす建物タイル、アクションの効果を強める仕事仲間などなど。基本ルールは直感的なのですが、とにかく要素が多く、付属ルールも多いです(妻にルールを説明していたら、途中で眠くなってしまったようです)。ルールを正確に、網羅的に理解している人が1人以上、できれば2人は必要だと思います。
20210605zg315.jpg ゲーム用品の全景です(3人プレイ)。6人座れる大きめのテーブルなのですが、ほぼいっぱいに占有されています。ゲームボード周辺のカードや、各プレイヤーの所持物品が多くて、とにかく場所が必要!(さらに手札として、牛カードを持っています。)
20210605zg503.jpg 誰かがゴールに着くたびに、ゲームボードの「進捗マーカー」が進んでいきます。このマーカーがボードの外まで進んだら、ゲームは終了になります。1人あたり、だいたい5~6回程度、多くて8回程度のゴール到着となるようです。

 終了時の状態です。最初は殺風景だった(建物が7個しかない)西部の道ですが、各プレイヤーの建物が建てられて、にぎやかになりました。まさに、「西部の荒野を開拓する」雰囲気を味わえます。こうして多数の人々に占有された道は、それぞれに所有権を主張される場となり、「ロングドライブ(牛を連れて長距離を歩く仕事)」の時代は、終焉を迎えるのです。
20210605zg601.jpg 終了時のプレイヤーボード。ディスクが減り、仲間が増えて、達成感があります。このときは「建築士」を集めて、建物をたくさん建てました。20210605zg555.jpg


 得点計算です。この回は、すべての要素をバランスよく集めた、娘10歳が157点で勝利! 妻120点、長男7歳は104点で、95点の私は4位でした!(ぜんぜん勝てる気がしません。) 4人でのプレイ時間は、約4時間半でした(3日間にわたり、少しずつプレイ)。(ちなみに、この得点集計用紙はゲーム本体に付属していて、50枚あります。目指せ、50回プレイ!)

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★実際に遊んでみて:魅力と今ひとつの点

 「牛を連れていくゲーム」を買いました。家族は覚える気がなさそうですが、正式名称は「グレート・ウエスタン・トレイル」と言います。これまで5回ほど遊んで、メリット・デメリットを書きます。

◎面白いところ

  • 道中で少しずつ牛カードを入れ替えて、良い組み合わせが完成したときの達成感。
  • 同じ道中を繰り返し進むため、自分の成長(できることが増えていく)を感じやすい。
  • 言語依存が皆無。英語も日本語も読めなくても、問題なく遊べる!
  • イラストが美しく、多数のタイルやカードがあり、見ていてワクワクする。すぐに遊びたくなる。

◎気になったところ

  • 広い場所が必要。テーブルでは狭く、床でやったほうがよい。
  • 要素が多いので、「勘どころ」を把握するまで、数回のプレイが必要。
  • プレイ時間が長い(初回プレイでは、1人1時間くらい)。
  • 箱には仕切りがないので、収納は自前で工夫する必要がある。
  • 要素が多く、ゲームの説明に時間と技術が必要(口頭での説明は、私には無理だと思いました)。


★結論:牛を運ぶたび、成長が感じられる喜び!

 以上を踏まえて、「グレート・ウエスタン・トレイル」の「買ってよかった度」を判定しました。

 判定結果:期待通り。

※期待以上/期待通り/失敗した、の3段階評価。


 BGGランキング上位200件から厳選しただけあって、期待を裏切らない面白さでした。ひと目見てにぎやかな外観から、子供たち(娘10歳、長男7歳)の食いつきも良好でした。仕事仲間を得る、建物を建てる、汽車を進める、といったアクションも分かりやすく、楽しそうに遊んでいます。言語依存がなく、ほどよい運要素もあるので、娘10歳・長男7歳でも、大人と互角に戦えます。(というか、娘10歳はすこぶる強く、歯が立ちません。)


 ゲーム中、正確なルールをすぐに確認できると、さらに楽しみが広がります。当方の作成した以下の「まとめ版ルール」をご活用ください!

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交渉・立ち回り10
心理戦・ブラフ1
攻防・戦闘9
アート・外見19
作品データ
タイトルグレートウエスタントレイル
原題・英題表記Great Western Trail
参加人数2人~4人(75分~150分)
対象年齢12歳から
発売時期2016年~
参考価格未登録
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