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  • 2人~4人
  • 60分前後
  • 10歳~
  • 2019年~

ティーフェンタールの酒場マツジョンさんのレビュー

228名 が参考
0名 がナイス
2ヶ月前

買うべきかどうか、実際に遊ばずに机上検討するシリーズ! お客を集めて収入を増やし、酒場を増強。もっともっと商売繁盛だ! さあ、買うべきか、買わざるべきか?


★前提条件

・遊ぶ相手は、家族(妻、娘10歳、長男7歳、次男4歳)。
・長い期間、繰り返し遊びたい。
・我が家はお金がない。本当に買う必要があるかどうか、厳選したい。


★ゲーム内容の確認


1)基本情報

・タイトル:ティーフェンタールの酒場
・作者: Wolfgang Warsch/ヴォルフガング・ヴァルシュ
・原題:Die Tavernen im Tiefen Thal / The Taverns of Tiefenthal
・発売年:2019年
・出版社(一例):Schmidt Spiele [1]
・プレイ人数:2~4人
・プレイ時間:60分
・推奨年齢:10歳以上

[1]Schmidt Spiele: The Taverns of Tiefenthal
https://www.schmidtspiele.de/detail/product/die-tavernen-im-tiefen-thal.html


2)テーマ

・年代:不明(中世?)
・場所:ドイツ、ティーフェンタール村
・プレイヤーの立場:酒場の経営者
・目的:商売を繁盛させること。
・行うこと:
 ・常連客を集め、売上を増やす。
 ・設備の増強や、従業員の増員をする。


3)ルール

 以下、英語語版マニュアル(Schmidt Spiele)を参照した情報。

○大まかな手順

1.ラウンド制。8ラウンドを繰り返す。
2.全員同時に、個人デッキのカードを個人ボードに配置する。
3.サイコロを振り、皿に置く。
4.皿を回覧しながら、各プレイヤーがサイコロを取る。
5.全員同時に、サイコロを個人ボードに配置する。
6.時計回りに、手番を回す。
 ・サイコロを置いた箇所のアクションを実行する。
 ・お金・ビールを使ったアクションもある。
 ・1手番で、自分のすべてのアクションを実行する。
7.開始プレイヤーを左に渡し、以上を繰り返す。

○勝敗

・ゲーム終了後、自分の持つカードに記載された点数を合計する。
・もっとも点数の高い人が勝ち。

○アクション

・カード上にサイコロを置くことで、対応するアクションを実行できる。
 a)お客:お金を得られる。
 b)小箱:お金を得られる。
 c)ビール屋:ビールを得られる。
 d)ビール樽:ビールを得られる。
 e)僧侶:僧侶トラックを進める。

・お金・ビールを消費して実行できるアクションもある。
 f)お金→設備カード・従業員カードを得る。
 g)お金→個人ボードを強化する。
 h)ビール→お客カードを得る。
 i)ビール→貴族カードを得る。

○特徴的な要素

・サイコロの取得は回覧方式(ブースタードラフトに似ている)。
 ・各プレイヤーの皿に、振ったサイコロ4個を乗せる。
 ・1個を選び、皿ごと左の人に渡す。
 ・来た皿の3個から1個を選び、残りを左の人へ。
 ・これを繰り返し、手元に4個のサイコロを持つ。
・新しいカードを得て、個人デッキが強化される。
 ・カードには、お客と設備・従業員がある。
 ・新しいカードは、山札の一番上に置かれる。
・アクションで得られるお金・ビールは、トークンなし。
 ・取得・消費の勘定は、頭の中で計算する。
 ・余ったお金・ビールは、一部を除き次の手番には持ち越せない。
・個人ボードのパーツを裏返し、アクションの効果を強化できる。
・僧侶トラックのコマを進めると、ボーナスが得られる。
・毎ラウンド、決められたボーナスを全員がもらえる。
・モジュール構成になっており、段階的に新しいルールを増やせる。


★考察:「ティーフェンタールの酒場」の魅力と懸念点

 暖かい雰囲気の絵柄と、拡張同梱で繰り返し遊べそうな内容に興味を持ちました。60分程度というプレイ時間も、遊ぶまでのハードルを下げ、魅力的です。

◎魅力を感じた点

  • カードを増やすごとにアクションが増え、収入が増える。その収入でさらにカードや設備を増す。という、分かりやすい拡大再生産のしくみ。後半に行くにしたがって個人ボードもにぎやかになって、店が拡大する雰囲気を楽しめそうだ。
  • 最終得点計算がカードの点数だけなので、見通しが良さそう。
  • 5種類の拡張が入っている。長く楽しめそうだ。
  • 暖かい雰囲気と、コミカルなキャラクターの絵柄。子供たちもなじみやすいだろう。
  • 言語依存がない。文字が読めない子供(長男7歳、次男4歳)もOKだろう。
  • 完全日本語版の入手性が良好。

◎懸念点

  • ビールやお金がトークンでなく、頭の中で数える(手番で使い切りのため、省略したのだろうか)。子供たちと遊ぶことを考えると、2種類のリソースを同時に、現物を使わずに計算するのは、困難がありそうだ。大人も、途中で分からなくなる(短気記憶が弱い)おそれがある。碁石などで代用するしかないか?
  • 手番のアクション。1人ずつ順に、「すべての」アクションを処理するシステム。その前にサイコロを置く計画タイムがあるとはいえ、考え違いや思い直しがあると、それなりに時間がかかりそうだ。我が家は長考族が多いので、待ち時間が多くなりすぎる心配がある。1時間では終わらない可能性が高い。
  • サイコロ。普通のサイコロをカード上に置くが、これが世界観から浮いて見える。せっかく、「皿からサイコロを取る」という仕組みなので、オルレアンのワーカーチップのようにするなど、ひと工夫が欲しかった。(このゲームの作者は、袋からチップを引く「クアックサルバー」と同じ人らしい。)


★判定結果:「ティーフェンタールの酒場」は買うべきか?

 以上を踏まえて、「ティーフェンタールの酒場」を買うべきかどうか、判定しました。

 判定結果:うちには必要ない。

※今すぐ買う/ぜひ買いたい/うちには必要ない、の3段階評価。

 見た目の雰囲気が、かなり好みです。プレイ時間が短めで、構えずに遊べそう。なのですが、やはり、ビールやお金の数を「頭の中で計算する」のは、子供たちとのプレイを考えると、かなりハードルが高いでしょう。アクションに使うサイコロも、世界観から浮いている気がして、いまひとつに見えました。残念ながら、「これだ!」と思うほどの商品ではないと感じました。


★使用物品、入手性など、より詳しい検討を、以下に書いています(外部ブログ)。


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マツジョン
マツジョン
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プレイ感の評価
運・確率19
戦略・判断力25
交渉・立ち回り1
心理戦・ブラフ1
攻防・戦闘0
アート・外見15
作品データ
タイトルティーフェンタールの酒場
原題・英題表記Die Tavernen im Tiefen Thal
参加人数2人~4人(60分前後)
対象年齢10歳から
発売時期2019年~
参考価格未登録
クレジット
ゲームデザインヴォルフガング・ヴァルシュ(Wolfgang Warsch)
アートワーク未登録
関連企業/団体シュミット・シュピーレ(Schmidt Spiele)
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